映画『利休にたずねよ』、、山本兼一の発想は魅力的!

映画『利休にたずねよ』、、観て来ました、、同名小説で直木賞を受賞した山本兼一さんの新たな利休の人物像、利休の美意識の原点に大胆に迫る、、見ごたえのある映画でした。

公式HPより、、記憶にとどめるべく、あらすじと場面を掲載すると、、
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この映画は原作を忠実に映像化している、、

李王朝の血を引く高麗の娘、派閥争いに巻き込まれ、さらわれて日本へ売り飛ばされる、、
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気高いこの娘の世話を任された与四郎(後の利休)、恋の果てに二人で逃亡を図る。

漁師小屋に追い詰められた与四郎は、娘に、、末期(まつご)の茶を供する、、
自分も死のうと毒入りの茶を飲もうとするが、、
死に切れなかった。

死ぬ前に娘が持っていた、、新羅時代の小さな壺、、
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死んで行く娘は笑顔で、、この壺を与四郎に贈る。

この映画のために製作された、、緑釉の香合、、
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利休が切腹するときまで、肌身離さず懐に抱いていた品、、
この中には、娘の小指の第一関節が入れてあった。

この美しい娘が佇む、わら壁の粗末な小屋、、(入り口の戸が小さい)、、こんな崩れそうな小屋でさえ、輝いて見える、、
これが、、利休の美意識の原点であった。

直木賞受賞後、連載していた『歴史街道』のインタビューで、、
利休好みの水指を見た時に匂い立つような優美さを感じ、、
わび・さびが持つ枯れたイメージや利休の人物像に疑問を持ったことが、、
本作を執筆するきっかけになったと、山本さんは語っている。


山本さんが熱望した市川海老蔵主演、、(NHKニュースwebより、抜粋)、、

「なんで僕が?」、、

映画は、豊臣秀吉に切腹を言いわたされた千利休の回想という形で、時の権力者に翻弄されながら美を追求し続けた利休の姿を描きます。

見どころの1つは、海老蔵さんと中谷さんの2人が披露する茶のお点前です。
もともとお茶をたしなむ中谷さんは原作の小説のファンだったということです。

一方、茶の経験がそれほどなかった海老蔵さんは出演依頼を固辞したものの、原作者と監督の熱烈なラブコールに負けて出演を受けたそうです。

「やっぱり、イメージが違いますよね、『なんで僕なの?』と思って、お断りしていたんです。
『利休は団十郎さんにお願いしたら』と言ったんですよ、実は。

『いえ、海老蔵君で』みたいなことをまだ言うから、だいぶお熱だなということで(笑い)。
だから今まで女性を口説いたことっていうのは、まあ、たびたびあるんですけど、口説かれたってことは人生初でした。

利休様のイメージと、僕の世の中のイメージがだいぶかけ離れているんでね。
でもそういったギャップもある意味楽しんでいただければいいのかなと」(海老蔵さん)
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「そもそもは、この役が私に回ってくるとは思っておりませんでした。もう少々、年齢を重ねて円熟した方がなさるものだと思っておりましたので。(でも)やはり利休さんという方が、私にとっての大変憧れの方であり、利休さんの人間らしさも見てみたいという好奇心が、勝ってしまいました、はい」(中谷さん)
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OTSUKYON>
映画の最初の方は、、(利休、切腹の朝)、、海老蔵?、、ちょっと違うなぁ~~って感じでしたが、、
宗易、与四郎と、、若い時代を演ずるようになり、、
色町に入りびたりの青年時代、高麗の娘との一大事、、
これは、海老蔵でないとできない役柄だと、、心底感じました(苦笑)

利休に切腹を命じた秀吉、、その真意、、山本さんが描いたストーリーが大変面白かった!!
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皆さんも、よろしかったら、ご覧になってください、、いい映画ですよ。

それでは、今日のブログはこの辺で、ご訪問ありがとうございました


さて、ここでいつもの備忘録、、

映画で実際に使用された本物の茶碗、、
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こだわりの逸品ですね。

ウィキペディアより、利休を題材にした作品、、

小説
茶道太閤記(海音寺潮五郎 1941年 学芸社)、新潮文庫・文春文庫で再刊
お吟さま(今東光 1957年 淡交社)、数社で再刊
秀吉と利休(野上彌生子 1964年 中央公論社)、新潮文庫・中公文庫で再刊
千利休とその妻たち(三浦綾子 1980年 主婦の友社)、新潮文庫上下で再刊
本覚坊遺文(井上靖 1981年 講談社)、講談社文庫で再刊
利休啾々(しゅうしゅう)(沢田ふじ子 1982年 講談社)
利休(星川清司 1994年 文藝春秋)
利休にたずねよ(山本兼一 2008年 PHP研究所)

映画
お吟さま(1962年、松竹 監督:田中絹代 原作:今東光 演:中村鴈治郎)
お吟さま(1978年、東宝 監督:熊井啓 演:志村喬)
千利休 本覺坊遺文(1989年、東宝 監督:熊井啓 原作:井上靖 演:三船敏郎)
利休(1989年、松竹 監督:勅使河原宏 原作:野上彌生子『秀吉と利休』 演:三國連太郎)
利休にたずねよ(2013年、監督:田中光敏 原作:山本兼一 演:市川海老蔵)

テレビドラマ
黄金の日日(1978年、NHK 演:鶴田浩二)
千利休とその妻たち (1983年、関西テレビ・フジテレビ系 演:藤田まこと)
利休はなぜ切腹したか(1985年、NHK 演:内藤武敏)
千利休 ~春を待つ雪間草のごとく~(1990年 毎日放送 演:田村高廣)
秀吉(1996年、NHK 演:仲代達矢)
利家とまつ~加賀百万石物語~(2002年、NHK 演:古谷一行)
天地人(2009年、NHK 演:神山繁)
江~姫たちの戦国~(2011年、NHK 演:石坂浩二)



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