「もっと知りたい前立腺がん」~あなたに合った治療の選択~TVシンポジウムより

近年増えている前立腺がん、、2020年には男性で発症患者数が最も多いがんになると予測されているが、早期に適切な治療を行えば完治も可能で、早期発見に重要なPSA検査は、簡便な血液検査で50歳以上に勧められる、、さらに、前立腺がんには放射線や手術などさまざまな治療法があり、条件によってはすぐに治療しない選択肢もある、、。
ひとりひとりに適した治療をどう選べば良いのか、実例や治療成績のデータを紹介しながら考える、、今年最後のテーマ「健康」、、ちょっと堅苦しい内容だが、これもOTSUKYONの備忘録、、ご容赦あれ、、。
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【パネリスト】
国立病院機構 東京医療センター医長…斉藤史郎
滋賀医科大学 講師…岡本圭生
群馬大学 准教授…伊藤一人
前立腺がん体験者…武内務
【司会】
久田直子

NHK-Eテレ「TVシンポジウム」、、2014年11月1日(土) 午後2時~3時放送分
「もっと知りたい!前立腺がん~あなたにあった治療の選択~」
9月23日に、東京で行われた「前立腺がんフォーラム」(90分)の模様が、60分番組として再編集されたものです。

まずは、厚生労働省統計より、、5歳階層別男性がん患者ランキング、、平成17年、、
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この時点で65歳以上の男性がん1位は、前立腺がん、、胃がん、肺がん、結腸がんも上位にランクされている、、2020年には男性全体で発症患者数は1位になると予想されている、、。

一応OTSUKYONも医療人の端くれ、、放射線療法にも関係する仕事をしているので、、
TVシンポを観て再認識させられた内容も多く、、その内容を、説明は少なく、画像を多く、備忘録として残しておくことにした、、。

それでは、始めましょう、、

前立腺がんの場所、、
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前立腺がんが増えている理由、、
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最も簡便な検査法は、、
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50歳以上の男性は、年に1度、採血のみのPSA検査を受けるべき、、4.0ng/mL以下が基準値、、PSAの上昇とともに前立腺がんの割合が増えるが、前立腺肥大でも上昇することに注意、、。

PSAが基準値を超えた場合の検査法は、、
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経直腸エコーの画像、、
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さらに詳しく、針生検、、
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がんの進行、、
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骨転移を検査する、、骨シンチグラフィ、、
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紹介された患者鈴木さんの画像は、腰椎や肩関節に変性疾患は疑われるが、がんの骨転移はなし、、。

進行度による治療法の選択、、
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治療法は大きく3つに分類される、、
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低リスクの限局がんと判断された場合、、
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PSA監視療法のスケジュールに則り、直腸診と針生検を組み合わせる、、。

手術療法を選択すると、、
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精嚢も含めて前立腺を全摘出、、主な合併症は、、
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手術の術式により患者への侵襲度は異なる、、
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低リスク群の治療成績は、、
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術後10年観察して、PSA値による再発率は15%程度か?、、。

一方、放射線療法を選択すると、、体外から放射線を照射する外照射療法、、
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ベータ線を出す小線源(ヨウ素125)を埋め込む内照射療法、、
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ここをクリック⇒ 密封小線源療法 
米国では20年以上前から実施されている術式、、日本に始めて導入したのが、この小線源を販売している会社:日本メジフィジックス(株)、、HPに詳細な解説あり、、。

参考までに、、HPより、、
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放射線を出す小さな線源(カプセル)を前立腺内に挿入して埋め込み、前立腺の内部から放射線を照射する治療法です。
線源にはヨウ素125という放射性同位元素が密封されています。
埋め込む数は50個~100個程度で患者さんによって異なります。
埋め込む位置は、あらかじめコンピュータを用いて、尿道や直腸などの他の臓器への影響が最小で治療効果が高い場所を選びます。
線源から放出される放射線は徐々に減少し、1年くらいでなくなります。
カプセルは永久に前立腺に残りますが、問題はありません。

話を戻そう、、放射線療法の主な合併症、、
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ここで画期的な、、トリモダリティ治療とは、、
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パネリストのひとり、、滋賀医科大学泌尿器科学講座の岡本圭生先生の発表、、ホルモン療法+小線源療法+外照射療法の3つのトリモダリティを併用する治療法、、。

小線源を前立腺に挿入する画像、、
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挿入された小線源カプセルのX線写真、、
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そして、外照射、、もちろん最新のIMRT(強度変調放射線治療)、、
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治療を開始してからのPSA値の低下が、、凄い!!、、
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放射線治療の成績、、
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低リスク群の小線源治療の成績は、手術療法に匹敵する、、手術においても治癒は困難な高リスク群においても、トリモダリティ療法の高成績は驚愕の数字であろう、、。

ここで、滋賀医科大学泌尿器科学講座のHPより拝借、、
ここをクリック⇒滋賀医科大学 泌尿器科学講座
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治癒が困難な高リスク群でも、、手術、外照射の単独に比べて、ホルモン、外照射、小線源の併用が如何に優れているか、またトリモダリティの成績には目を見張るものがある、、。

長くなったので、そろそろまとめに、、

前立腺がん治療のメリット・デメリット、、
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一長一短、、リスク階層にもよるが、、手術では、、
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「限局がん」とされ手術したが、実は「局所浸潤がん」だったので、断端陽性率が結構高い、、すなわち、がんは完全に取りきれていないのだ、、。

最後に、パネリストのひとり、前立腺がん体験者・武内務氏の立ち上げた「腺友ネット」、、
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このフローチャートが物語るのは、、
☆基本となる検査はPSA、、50歳を超えたなら毎年受けよう!
☆PSA>2.5からは要注意、、4.0になれば、次の検査を受けよう!
☆10以上になれば、生検等による陰性または陽性の判定を受けよう!
☆正確な病期リスク判定のもと、自分に合った治療法の選択をしよう!

OTSUKYON>
先日受けたPSA検査は、、1.43、、ヨカッタ、、
PSAが上昇してきたら、早期診断、、「限局がん」のうちに、トリモダリティ療法を受けようと、、心に誓う、、
皆様も、医者任せにせずに、ご自分で判断する材料を集める努力をされてはいかがかな、、
このブログがお役に立てば、、嬉しいなぁ、、、

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