赤猫異聞、、時代小説はやっぱり浅田文学が一番だ!

時代・歴史小説の重鎮、浅田次郎、、この作家の小説は、徹底した調査に基づく史実の世界に、創られた登場人物を配して、歴史という縦糸にフィクションの横糸を絶妙に絡み合わせ、独特な世界観を表現する、、まさに浅田ワールド、、OTSUKYONの大好きな作家、、2012年8月、新潮社より出版されたが、この度、2015年1月に新潮文庫から発売されたので、さっそく購入して読んでみた、、。
画像

いつものお供は、、ケンタッキーウィスキー・ブラントン、、タイトルの「赤猫異聞」、、そもそも「赤猫」とは、、
画像

江戸時代の放火犯の俗称なんだが、、伝馬町牢屋敷では、火の手が迫った際の「解き放ち」のことを呼ぶとある、、。

そもそも、「火事と喧嘩は江戸の華!」といわれるほど、、関ヶ原の戦い翌年の慶長6年(1601年)から、大政奉還の行なわれた慶応3年(1867年)に至る267年間に、江戸では49回もの大火が発生した、、。

同じ267年間で京都が9回、大阪が6回、金沢が3回などであり、、江戸の多さが突出しているといえる、、。

火事の原因には、調理や照明用に火を使用することによって発生する失火、様々な動機による放火などがあった、、。

江戸の大火が他の大都市に比べて多かった理由としては、膨大な人口が居住することによる建物の密集や困窮した下層民の存在、江戸の独特な気象条件(冬の季節風である北西方向からの極めて乾燥した強風・からっ風)などがあげられる、、。

時代劇に登場する火消は、、武士によって組織された武家火消と、町人によって組織された町火消に大別される、、そして、武家火消は大名による大名火消と旗本による定火消に分類される、、。

ちょっと長くなったが、、ウィキペディアより抜粋、、。

さて、脱線してしまったが、、本題にもどろう、、

この小説の舞台は、慶応4年(明治元年)の暮れ、、

4月11日 江戸城無血開城
7月17日 江戸を東京と改称
9月8日  明治と改元
10月13日 明治天皇、「東京」に到着(江戸城を皇居に事実上の遷都完了)
歴史年表より⇒http://meiji.sakanouenokumo.jp/1868.html

この激動の年の暮れ、、江戸幕府が主君ではなくなった伝馬町牢屋敷、、
でも、実質の運営は267年続いた幕府の体制のまま、、

この混沌の最中に、12月25日、解き放ちは行われた、、。

ここからは、浅田ワールド、、フィクション時代小説、いよいよ開演です、、

火勢が迫る伝馬町牢屋敷から400の囚人がことごとく解き放れた中で、、
惨殺を免れ最後に解き放ちとなった曰くつきの重罪人、、繁松・お仙・七之丞、、何故か別扱い、、

深川一円の賭場を仕切っていた博奕うちである信州無宿、30半ば過ぎの繁松、、
三十間堀の白魚河岸あたりに巣食う夜鷹の大元締め、30を過ぎた大年増の白魚のお仙、、
江戸の闇に潜って官兵隊を8人も斬り殺した辻斬り、23の青年、旗本の部屋住み、岩瀬七之丞、、

鎮火後、三人共に戻れば無罪放免、一人でも逃げれば全員死罪、、
牢屋敷の鍵同心・丸山小兵衛が申し渡す、、
全員戻らねば、丸山自身が切腹、、

鎮火までいっときの自由を得て、命がけの意趣返しに向かう三人、、
しかし、信じられない怪事が待ち受けているとは知る由もない、、

明治政府の市ヶ谷監獄署の典獄、書記たちが、解き放ちの関係者を探し出し、、
調査の名のもとに再吟味するという形で物語は進行する、、

数奇な運命に翻弄されながらも、命を長らえ、立派に生きる、、
激動の時代をいかに生きるか?真心を全うするか?、、
人間の心に宿る善を彷彿とさせる物語、、

最後の証言者によって明かされる、驚愕の結末、、
読み出したら止まらない、浅田次郎の歴史フィクション小説、、
貴方も読んでみませんか?、、

さてさて、浅田次郎といえば、、
画像

ここに掲載された代表作はほとんど読んだが、、
特に印象に残る作品は、、

清朝末期の宮廷を舞台に宦官を主人公とした・・・蒼穹の昴
義和団の乱を描いた・・・珍妃の井戸
日露戦争後の光緒新政の時代から始まる馬賊の張作霖を描いた・・・中原の虹

これら清朝末期の歴史小説は、大きな感動を覚え、、もう一度読んでみたいなぁ、、

映画化された作品も多く、、

鉄道員(ぽっぽや)・天国までの百マイル・壬生義士伝・地下鉄(メトロ)に乗って・椿山課長の七日間・日輪の遺産・柘榴坂の仇討、、

小説を読んでいても楽しめた、、

そして、、4月25日から、、王妃の館、、公開されている、、
画像

水谷豊が主演を務め、人気作家・浅田次郎の同名小説を映画化。
倒産寸前の旅行会社が、ホテルの1つの部屋を2組に同時提供するというツアーの二重売りで窮地を脱しようと企み、そうとは知らずにツアーに参加した2組の旅行者たちが織りなす人間模様を、「探偵はBARにいる」で知られる橋本一監督のメガホンと、個性豊かなキャストたちのアンサンブルで描く。
売れっ子作家の北白川右京は新作小説の執筆のため、日本語で「王妃の館」を意味するパリの超一流ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」に宿泊できるという豪華ツアーに参加。
パリの街にインスピレーションを受けた右京の筆は順調に進んでいくが……。

(映画.comより)
ここをクリック⇒映画「王妃の館」公式サイト
GWに絶対観に行こう!



ここで話は突然変わる、、

皆さん、、「きつね」と聞けば、何を思い出すかな?

もちろん、麺類の「きつね」ですよ、、

砂糖・醤油・みりんなどで、しっかりと煮て甘辛く味付けをした「油揚げ」、、
かけうどんに載せれば、、きつねうどん
かけそばに載せれば、、きつねそば

関東では普通このように呼びますが、、大阪では「きつねそば」を「たぬき」と称するのが一般的、、
でも、京都では関東と同じ呼び名なんですね、、
OTSUKYONは、「きつねそば」が大好物、、
地方へ行っても、駅で売ってる「きつねそば」を必ず注文する、、。

たねもの【種物】辞典より、、

そばの上に「天ぷら」や「鴨肉」「玉子とじ」などの「たね」(具のこと)をのせたそば、、

ねぎと油揚げの入ったそばは、「きつねそば」、、
歴史的には大坂より江戸の方が古く、夜そば売りの種物としてでてくる(文化三年)。「しのだ」ともいう。

通勤途上の京阪電車の特急が停まる駅の名物をご紹介、、

丹波橋駅、、きつねそばと筍ご飯、、
画像

中書島駅、、冷やしきつねそばとおにぎり、、
画像

冷やしきつねは甘くない、、

経営するのは、麺座(めんざ)、、
京阪グループのびわこフードサービスが運営している、そば・うどん店、、
京阪電車の駅構内を中心に展開し、以前は「比叡」という店名であった、、
一時は7店舗あったが、今は丹波橋駅・中書島駅・寝屋川市駅の3駅のみ、、
関西風の出汁が絶品、、他にも品数は多い、、
しかし、私は「きつねそば」一筋で生きて来ました、、

取り留めのないブログ、、ご勘弁を、、

いつもご訪問いただき、人気ブログランキングに投票、ありがとうございます、、

気持ち玉を閉鎖しています、、気持ち玉の代わりに、1日1回、ランキング「ポチっと一つ」お願いいたします!
↓↓ここをポチっとクリックよろしく m(_ _)m

人気ブログランキングへ

なお、フレンドリストより皆様のブログにお邪魔します、、はじめてご訪問の方は、短いコメントを残してくだされば、後ほどお邪魔いたします、、

この記事へのコメント

ゆの
2015年04月27日 20:35
OTSUKYON様
こんばんは
壬生義士伝、読みました~
右京さんの映画も浅田先生の作品だったのですね
これも気になります
関東は油揚げ=きつね=うどん
なので、おそばと油揚げのコラボが新鮮で
不思議な感じがします
2015年04月27日 21:46
こんばんは。
浅田次郎は、私も大好きな作家で数多く読んでいます。でも、赤猫異聞は未だで、これも人情味溢れて面白そうなので今度読んでみます。
浅田作品の今まで読んだ中では、時代小説ではないですが「天国までの百マイル」「プリズンホテル」が特に好きで、特に「天国・・」は、電車内で読んでいたら、何故か琴線に触れてしまって涙が止まらずに困った記憶が有ります。(笑
2015年04月28日 00:23
こんばんは、いつもポチッとありがとうございます。
そうですね、関東と関西では随分と変わることが多いですね。
私はうどんよりそばが大好きなんです、、。
昨日、王妃の館、、観て来ました、、北白川右京役の水谷豊、、上手かったですよ。
ご覧になってください。
2015年04月28日 00:27
こんばんは、いつもポチッとありがとうございます。
「天国までの百マイル」「プリズンホテル」、、私も読みました。
確かに、天国の方は泣きましたね、、とても感情移入し易い性格なもので、ひとりで部屋で読むことにしています(苦笑
この小説もとってもよかったですよ、、ぜひともお読みください。

この記事へのトラックバック

  • 一所懸命!、、浅田次郎『一路』、笑いあり、涙あり、、面白い!

    Excerpt: 浅田次郎 『一路』、、2年ほど前に出版されたときに読みたかったのだが、忘れてしまっていたところ、、偶然書店で平積みされている文庫本を見つけた、、当然のごとく上下巻まとめて購入した、、最近文庫本として出.. Weblog: OTSUKYONのスローライフ♪と鉄道ジオラマ  racked: 2015-06-16 00:02