脳卒中とMRI検査

脳卒中とは?、、どんな病気か?すぐに答えられる人は、少ないかも知れませんね。

「脳卒中(のうそっちゅう)」とは、、
脳梗塞だけでなく、脳出血(脳実質内出血)や、くも膜下出血などを含み、発症により急性の局所神経障害をきたす脳血管障害の総称です。
救急病院で「脳卒中の疑い」という言葉はよく耳にしますが、最終的な診断名に「脳卒中」を使うことはありません。
また、脳卒中の医学英語訳はstrokeです。

ここで、TIAは一過性脳虚血発作(transient ischemic attacks:TIA) 、脳卒中の前触れ発作、、とても危険な前触れ、ナンですね、、
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原因は、内頚動脈領域または椎骨脳底動脈系の血行障害、小塞栓、血管痙攣など、、
症状は、突発的に起こり、数秒ないし15分以内、長くても24時間以内に一旦消失するが、、
また繰り返し起こることで脳梗塞を併発する恐れがあるので、脳梗塞の危険信号と考えられている。

医学用語で症状を記載すると、、

内頚動脈領域症状: 単麻痺ないし片麻痺、感覚異常、構語障害、失語
椎骨脳底動脈領域症状: めまい、同名半盲、運動失調、半身ないし両側の筋力低下・感覚障害、構語障害

ちょっと難しいですが、、
自分で確認、あるいは家族に確認してもらう事項が、、FAST(ファースト)、、アメリカ・マサチューセッツ州公衆衛生局による啓蒙キャンペーン で、ビデオアニメーションも制作されている。
YouTubeのURLは、、
Stroke Heroes Act FAST!
http://www.youtube.com/watch?v=jxxsdrhu7T0

Face: 顔のまひの確認。口の横あたりを口角(こうかく)と言うが、両側の口角を引き上げるようにして「いー」と言って笑顔を作ってみる。それまで何でもなかったのに片側の口角が突然あがらなくなったらTIAの疑いが高い。

Arm: 腕の麻痺の確認。目を閉じて、手のひらを上向きにして両腕をまっすぐ前に突き出してみる。麻痺がある場合、麻痺がある側の腕が回転しながら下がってくる。

Speech: 言葉の麻痺の確認。短い簡単な文章を実際にいくつか発音して確認する。例えば「太郎が花子にリンゴをあげた」と「ラ行」の多い文章を言ってみると判りやすい。思い出せない場合、どんな文章でもいいからやってみる。上手く話せなかったら問題あり。

Time: 以上の3つ(FAS)の確認を行い、どれかが明らかに該当していたら、「Time」つまり医師に見てもらうべき時だ、ということで病院に行く。

これなら、出来そうですね(笑顔)


脳卒中治療ガイドライン2009より、、

TIA発症後90日以内に脳梗塞を起こす可能性は15ないし20パーセント、、
そのうち48時間以内の発症は約半数であり、 48時間以内の脳梗塞への移行は5%程度、、
数ヶ月以内の移行は20~30%程度という意見もある。

一方、TIAを疑った時点で速やかに治療を開始した場合、90日以内の大きな脳卒中発症率が2.1パーセントまで低下するという。

なお、血管系の疾患の合併症として現れることが多いので、この症状が見られる場合は高血圧症・高脂血症・糖尿病等の検査も同時に行う。

今日は、8月5日、80歳になる母が、MRI検査を受けるんです。
熱帯夜につづき、朝から晴天、服を着て外に出るだけで、、大汗(涙)
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京都市左京区にある○○医院、、マンションのフロアーにMRI装置を持つ内科・神経内科クリニックなんです。
とても丁寧な診断をしてくださるので、評判の医院です。
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駐車場がないので、タクシーを呼んで行きました、、(仕方ないね、、)
30分以上かけて、とても丁寧にいろいろな画像を作ってくださいました、、
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<上の画像は、母の画像ではありません、、健常者の画像です>

MRIの撮像原理は、、(ちょっと難しいが、、)、、

均一な静磁場内の被検者にラジオ波(RF)を 照射して、体内の水素原子(プロトン)にエネルギーを与え、高エネルギーの状態にする。
その後、 RF 照射を切ると高エネルギーの状態にあったプロトンが、得られたエネルギーを放出して、元の状態に戻る過程を電気信号として採取し画像化するということである。

この時、体内のプロト ンの存在状態(組織)により元の状態に戻る早さが異なり、その違いにより各画像でのコント ラストが生じてくる。
元の状態に戻る時の物理学的特性として縦緩和時間 (T1)、横緩和時間 (T2)があり、水素原子の量(プロトン密度)、 流れ、拡散とともに各画像の信号強度を決定する主な要因となっている。

一般的な画像の見方は、、
T1強調画像:脳脊髄液、空気、骨などは低信号の黒、脳灰白質はグレー、脳白質、脂肪、骨髄は高信号の白
T2強調画像:空気、骨、脳白質などは低信号の暗い色、脳灰白質はグレー、脳脊髄液は高信号の白
DWI拡散強調画像:急性期脳梗塞や低酸素脳症などの細胞の浮腫が高信号の白
MRA画像:脳の血管を3次元画像で表示、脳動脈瘤や脳動脈の狭窄、 閉塞等の検出に有効

お蔭様で、母のMRI画像には、年齢相応の萎縮はあるが、出血や問題となる梗塞はなかった(ホット一息)。

専門医に画像の説明を受けて、、先ほどのFASTの‘F’‘A’‘S’をやってもらって、、問題なし。

安心して医院を後にしました、、

おまけ、、

二人とも腹ペコ、、

医院の向かいのカレーうどん、、「下鴨 ごん蔵」、、
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定番の「ごん蔵」、、
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黒毛和牛の肉と炙ったオアゲ、、贅沢なカレーうどん、、美味しかった。

それでは、この辺でお仕舞いです。
最後までご覧下さり、ありがとうございます

明日のブログでは、「アニメでわかる脳卒中」ネット配信のサービスをご紹介します。

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この記事へのコメント

2013年08月12日 06:49
お早う御座います。

何はともあれ、お母上様何事もなく良かったですね(笑顔
脳卒中の話し、良く分かりました。
kameも気を付けなければ・・・・・
2013年08月12日 14:02
大変有意義なコーナーで感謝です。FASTアニメーションも分かりやすくて納得です。小生、まさにこの年代でして、、血液サラサラのお世話になっていますので、、、ありがとう!!
2013年08月12日 19:29
年に一回はMRIを受けて居ます。
身内が医者なので、何かと相談。こころ強いです。
何より 予防ですよね。
2013年08月13日 00:43
こんばんは。
ありがとうございます。
母から症状を聴いたとき、大したことはないと感じましたが、念のため受診、、80歳の脳とは思えない(びっくり)、立派なものです。
私が検診を受けたいと思いました。
2013年08月13日 00:45
コメントありがとうございます。
FAST、、とても簡単に覚えられますので、ご家族の方にも覚えてもらえば、まさかの時には役立ちますね。
お褒めの言葉、感激しています(笑顔
2013年08月13日 00:50
こんばんは、遅くから済みません。
MRIの検診は、放射線被ばくもなく、安心して受けられますので、1年に1回、いいことですね。
そういう私は、医療人なのにサボっています。
FASTで少しでもおかしければ、即救急車を呼びますが、、3時間以内ならアルテプラーゼが効いて、後遺症は軽減されますね。

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